西日本実業柔道連盟
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厚生労働大臣杯争奪第55回全日本実業柔道団体対抗大会  兵庫県立武道館
女子第一部 勝ち上がり表>>
順位 団体名
優勝 三井住友海上火災
2位 コマツ
3位 ミキハウス

 5チームによるリーグ戦で行われた女子第一部は、三井住友海上がアテネオリンピックメダリストと新鋭清水の活躍で、コマツ、ミキハウス等の強豪を下し、4戦全勝で2年ぶり3度目の優勝を飾る。

第4試合

ミキハウス     0   −   3 三井住友海上

(先鋒) 北田佳世 2段   引分   岩藤理恵 2段
(次鋒) 藤原知代 3段   袖釣込腰 横澤由貴 2段
(中堅) 中澤ちさ 2段   袈裟固 上野順恵 4段
(副将) 前田桂子 3段   引分   上野雅恵 3段
(大将) 薪谷 翠 3段   崩袈裟固 清水千晶 3段
 先鋒北田対岩藤。北田の背負投を岩藤が潰し、寝技に引き込む。両者、この攻防に終始し引分。

次鋒横澤は、アテネオリンピック準決勝戦を彷彿させる袖釣込腰で藤原を畳に沈め、鮮やかな一本勝。

中堅、ケンカ組み手を制した上野(順)が1分29秒体落で有効を奪うと、そのまま袈裟固に固め一本。

副将戦、前田対上野(雅)は、前田が1階級の上の上野をよく攻めるが引分ける。

大将戦、薪谷は新鋭清水の繰出す足技にリズムを乱される。あせった新谷が残り23秒に一本背負を仕掛けるも、清水に巧みに返され効果の宣告。場内どよめきの声。そのまま袈裟固に固められると、ギブアップのサイン。清水、大金星。薪谷は以後の試合を欠場、胸の負傷が案じられる。
第8試合

三井住友海上    A   −   2 コマツ

(先鋒) 岩藤理恵 2段   引分   宝 寿栄 2段
(次鋒) 横澤由貴 2段   優勢勝 吉成麗子 3段
(中堅) 上野順恵 初段 優勢勝 谷本育実 2段
(副将) 上野雅恵 4段 合せ技   渡邉美奈 初段
(大将) 清水千晶 2段   優勢勝 岡明日香 2段
先鋒戦は、岩藤対宝が試合後半から激しい攻防を見せるも引分。

次鋒戦、吉成はアテネのメダリスト横澤から、開始12秒捨身の小内刈で効果を奪い、そのまま逃げ切る。

中堅戦は、上野(順)と谷本(育)のゴールドメダリストの妹対決となった。試合中盤と終盤に上野が低い姿勢からの体落で効果2本を奪い、タイに持ち込む。

副将戦。渡辺がポイントを先取すれば上野(雅)が逆転する見応えのある攻防となった。結局、地力に勝る上野が残り24秒小外刈で技ありを奪い、合せ技一本勝。

大将の岡は逆転を狙い清水を攻め立て、指導1と小内刈で有効を奪うもそこまで。内容差で三井住友がライバルを制した。
第10試合

ミキハウス     0   −   2 コマツ

(先鋒) 藤原知代 3段   縦四方固 吉成麗子 3段
(次鋒) 鍛冶宏美 3段   引分   宝 寿栄 2段
(中堅) 中澤ちさ 2段    合せ技 谷本育実 2段
(副将) 前田桂子 3段   引分   渡邉美奈  初段
(大将) 木屋好絵 3段   引分   岡明日香 2段
 先鋒戦。今大会好調の吉成が残り20秒、藤原の背負投を崩し縦四方固で押え込み一本。

次鋒の鍛冶と宝は激しい動きを見せるも引分。

中堅戦は、谷本(育)が開始39秒右大内刈で中澤から技ありを奪い、続く1分10秒には左袖釣込腰で再び技あり。合せて一本でコマツが2点リード。

副将の前田と渡邉は、両者決め手を欠き引分となる。この時点でコマツの準優勝確定。

女子第1部の最終試合となった大将戦。木屋と岡の対戦は岡の背負投、出足払いに、木屋も出足払いで応戦したが、両者決め技なく引分。  試合終了後、ミキハウスの日蔭監督は記者団の質問に答える形で、女子実業柔道の先駆として活躍し、通算7回の優勝実績を誇るミキハウスの団体戦への試合出場を当分中止する旨発表した。
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