第37回全日本実業柔道個人選手権大会　尼崎市記念公園総合体育館 選んでください 男子100kg超級 男子100kg級 男子90kg級 男子81kg級 男子73kg級 男子66kg級 男子60kg級 男子22歳未満 --- 女子78kg超級 女子78kg級 女子70kg級 女子63kg級 女子57kg級 女子52kg級 女子48kg級 女子78kg級 勝ち上がり表>> 順位 選手名 所属 優勝 平岡　麻美 平成国際大学柔道クラブ 2位 岡村　智美 コマツ 3位 鳥谷部　真弓 セコム   岡田　紘味 三井住友海上火災保険 準決勝戦第1試合 3　平岡　麻美（平成国際大学柔道クラブ） 優勢勝   2　鳥部谷　真弓（セコム）   昨年の覇者平岡は、北田（松前柔道クラブ）を払腰で破って準決勝戦に。 片や鳥部谷は、2回戦で実力者近藤（ダイコロ）を降した白井（立命館柔道クラブ）を合せ技で退け、勝ち進む。 平岡は、共に右組みの鳥部谷に対し、長身を利して上から圧力を掛けながら、足技、大外刈で攻める。鳥谷部は上から押さえられ、得意の背負投、小内刈を封じられる。 そして、遂に3分40秒、平岡は右小外刈で効果を奪い、その後も優勢に試合をリードし準決勝戦に駒を進める。 準決勝戦第2試合 初　岡村　智美（コマツ） ○ 延長戦　大外刈　 2　岡田　紘未（三井住友海上火災保険）   岡村は、1回戦、2回戦共、相手棄権による不戦勝で準決勝戦へ。一方の岡田は、縦四方固、上四方固の寝技での一本勝で勝ち進む。 岡村左、岡田右のケンカ組み手のため、両者なかなか引き手を持てず。長身の岡村は大外刈、内股、岡田は体落、背負投で攻めるが、見るべき展開も無く引分。 延長戦でも、引き続き両者は引き手を持てず、序盤同じ展開が続いたが、服装を改めて再開後の1分22秒、岡村が組み際に岡田が下がるところに大外刈で刈り込みながら体を前に預けると、これが見事に決まって一本。 今春高校を巣立った岡村が、決勝戦に勝ち上がる。 決勝戦 3　平岡　麻美（平成国際大学柔道クラブ） ○ 袈裟固 初　岡村　智美（コマツ）   決勝戦はケンカ組み手の両者の対戦。今年高校卒の新鋭岡村は女子強化Ｃ指定選手。上背を生かし平岡の右奥襟を取り、内股で攻撃するも、強化Ｂ指定の平岡は組み負けせず、岡村の技を潰して寝技で攻める。 2分丁度、攻めが止んだところで岡村に指導1。その直後の2分9秒、両者半身で引き手争いの一瞬、岡村に生じた虚を衝き、平岡の巻込むような右体落が決まり有効となる。そのまま袈裟固に抑え込んで一本勝。 平岡2年連続、V3の偉業達成。