西日本実業柔道連盟
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第37回全日本実業柔道個人選手権大会 尼崎市記念公園総合体育館
女子63kg級 勝ち上がり表>>
順位 選手名 所属
優勝 上野 順恵 三井住友海上火災保険
2位 吉澤 穂波 セコム 
3位 育山 梨沙 国士舘柔道クラブ
  川崎 由紀
準々決勝戦第1試合
3 吉澤 穂波(セコム) 優勢勝   初 阿部 香菜(三井住友海上火災)
準々決勝戦第2試合
2 笠原 洵佳(全国警備保障)   延長戦 払腰  3 川崎 由紀子
準々決勝戦第3試合
2 上野 順恵(三井住友海上火災保険) 合せ技   2 萩原 美和子(十全会・回生病院)
準々決勝戦第4試合
3 松浦 早江子(近大クラブ)   背負投 3 育山 梨沙(国士舘柔道クラブ)
準決勝戦第1試合
3 吉澤 穂波(セコム) 延長戦(指導1)   3 川崎 由紀子
 
上位入賞常連の吉澤は、強化選手B。今年こそ初優勝を目指し、横四方固一本勝、効果優勢勝で順当に勝ち上がる。
一方、これも強化選手Bの新人川崎も、効果優勢勝、延長戦での払腰一本勝で準決勝戦へ。

ケンカ組み手の両者の戦いは、吉澤が攻勢に進めるが、1分38秒川崎の背負投がすっぽ抜けた後、棒立ちになった吉澤の腰から太ももの辺りをタックルで押し込んで効果を先取。
その後、両者一進一退の攻防が続くも、徐々に吉澤が攻勢を強め、2分33秒川崎に指導1が与えられ、ポイント同数となり引分。

ゴールデン・スコア方式による延長戦では、吉澤が押し気味に試合を進めるが、川崎も吉澤の技をカウンター気味の払腰、内股すかし等の返し技で応戦。
しかし、吉澤の攻勢が一層強まり、遂に3分8秒川崎に指導1が与えられ、試合終了。吉澤決勝戦進出。
準決勝戦第2試合
2 上野 順恵(三井住友海上火災保険) 延長戦 大外刈   3 育山 梨沙(国士舘柔道クラブ)
 
過去3度の優勝実績を誇る上野は、ここまで2戦全て一本勝。対する育山は、一本勝、延長戦優勢勝、一本勝で準決勝戦進出。

左右のケンカ組み手の両者、1分25秒共に指導1を受ける。その後、上野が得意の左体落で攻めるが、育山はこれをよくしのぎ引分。

ゴールデン・スコア方式による延長戦では、上野は積極的に攻め、1分31秒左体落から左大外刈に変化し、豪快に一本。
決勝戦
3 吉澤 穂波(セコム) 腕がらみ 2 上野 順恵(三井住友海上火災保険)
 
左右のケンカ組み手の両者は激しく組み手を争うが、開始25秒、その攻防を制した上野が、右引き手で相手の左袖を握るや否や、右膝を畳に付ける得意の低い体落で吉澤を横転させ効果を奪う。

上野は、そのまま上から寝技で攻め、右手で吉澤の右手首を握り、左手で自分の右腕を添え、腕がらみに攻めると、38秒これが見事に極まり、吉澤は思わず上野の太腿を叩いて「参った」。
上野、寝技での新境地を切り開いて、2年ぶり4度目の覇業達成。
 
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